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甘いものを食べたら、必ずむし歯になる?

2021.03.02 カテゴリ:さくら歯科通信

甘いもの食べたら、むし歯になる?

甘いものを食べるとむし歯になるイメージが強いと思います。
ただ、甘いものを我慢するって辛くないですか?実は、甘いものは「食べる量」より「食べ方」が大事なんです。

お砂糖は、確かにむし歯の重大な原因です。
これをエネルギーにして虫歯菌が出す酸で歯が溶け、むし歯が出来ます。
甘いものを食べたときに限らず、食後のお口は酸性になるので、虫歯ができやすいです。


でも、唾液には酸を中和してくれる働きがあり、そのおかげで通常は、食後30分から1時間もするとお口の中はむし歯のできにくい「中性」に戻ります。

時間を決めて食べれば大丈夫!

ただ食べるだけでなく、ダラダラ食べが、虫歯菌にエサを与え続けてお口が長く酸性になるので、とってもリスキーなんです。

つまり、時間を決めて食べ唾液で中和される時間を作れば大丈夫。
3度の食事、午前・午後1回ずつのおやつまでなら虫歯のリスクが増えないです。
逆に言えば、お砂糖を制限してもちょっと食べては遊び、また食べると虫歯が出来やすいです。飴やフリスクもお砂糖が入っており、虫歯のリスクが高いので、要注意です!



最後に…

最近では、リモートワークの人が増え、お家時間も長くなってるので注意が必要です。
甘いものでなく、お砂糖の入った飲み物を飲みながら仕事をしていると知らず知らずのうちに虫歯が増えます。野菜ジュースやスポーツドリンクなどヘルシーなイメージのものにも意外とお砂糖は入ってますので注意してくださいね。


時間を決めて上手に食べれば虫歯になりにくいので、ルールを守って、ぜひ甘いものを楽しんでくださいね!

出展:nico2021年2月号