2020.09.14
カテゴリ:さくら歯科通信
歯並びには舌と唇が
お子様に当てはまる癖は
歯並びには舌と唇が
影響してくる
お子様の歯並びが悪くなってきたと思うことはありますか。
歯並びが悪くなる原因はいろいろありますが、今回は舌や唇の力や癖が大きく関係してくること・おくちのトレーニングについてお話していきます。
お子様に当てはまる癖は
ありますか
- ①乳歯が抜けた部分など、気になる所を常に舌で
触っている - ②飲み込むときに舌で歯を押している
- ③唇を噛む癖がある
- ④おくちをいつもポカンと開けている
本来、舌は上あごの天井につきつつ、舌の先は前歯に触れない状態(触れたとしてもほんの軽く触れる
ぐらい)が理想とされています。
しかし、舌が上あごにつかず低い位置にあり歯にもたれかかっていると、
常に歯に力が加わってしまいます。
癖をそのままにしておくと舌や唇のバランスが崩れ歯並びによくない影響を与えることがあります。
また癖があると、歯を並べるバランスが崩れるだけでなく、あごやおくち全体の発育にも影響します。
矯正をしても歯が元の位置に戻ってしまうこともあります。
おくちの癖を改善し、本来持つ歯並びと顔貌(がんぼう)を手に入れるに効果を発揮するのがおくちのトレーニングです。
原因となりやすい『舌』
まず歯並びを乱す原因となりやすいのは『舌』です。
先ほど舌は上あごについていることが理想とお話しましたが、お子様の舌はどこについていますか。下についている場合は舌を正しい位置に戻すことから始めましょう。
舌にはスポットと呼ばれる位置があります。舌の先をスポット(上の前歯の裏側付近)に当てます。
この時、舌の先を丸めないように注意しましょう。
簡単そう、と思えるトレーニングですが癖があると続けていくことが大変です。効果はすぐに現れるわけではなく毎日繰り返し行うことでおくちに良い変化を与えてくれます。
今回、お伝えしたトレーニングは一部分です。
さらにこまかい部分が知りたい方は、ぜひ一度検診にいらしてください。