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7月のさくら通信

2024.07.12 カテゴリ:お知らせ, さくら歯科通信

歯を失ったとき

今月のさくら歯科通信は、歯を失った場合のお話です。

みなさんは歯周病やむし歯等で抜けてしまった歯をそのままにしている、そんな時にお口の中でどのようなことが起こるのかご存知でしょうか。

例えば「奥歯で目立たないからそのままでいいかな?」なんて放置をすると、、、

歯磨きがしづらい
→むし歯や歯周病になりやすくなる

抜けている歯の両隣の歯が磨きづらくなっていませんか?これはむし歯や歯周病になる危険度が上がっているといえます。

噛みやすいほうで噛む
→一部の歯に負担がかかる

足を怪我してしまった場合、その足をかばって反対側の足を使いがちになりますよね。そうするとひざや腰に痛みが出てくることは想像しやすいでしょう。同じようなことがお口の中でも起きてきます。

まわりの歯が動いてくる
→歯並びや嚙み合わせが変わる

隣の歯が傾いてきたり、抜けた歯と嚙み合っていた歯が伸びてきたりする場合があります。上下の歯は歯車のようなものです。歯車の一部が欠けていたり形が不揃いだと、スムーズに回転しなかったり、壊れたりします。歯も同じで歯並びが不揃いだったり嚙み合わせのバランスが悪かったりすると不具合が起こりやすくなります。

歯のないところの治療法には、入れ歯、ブリッジ、インプラント等がありますが、嚙み合わせや歯並びの状態によっては事前に矯正治療が必要になったり、歯を削る量が多くなることもあります。そうならないためには、歯を失ってから長く放置せず補う治療を受けることが大切です。

参考資料niko2024年7月号