2017.11.30
カテゴリ:さくら歯科通信, ブログ
杉並区下井草の顕微鏡歯科・予防歯科・未来型歯科:さくら歯科の吉村です。
。歯根の治療・かみ合わせのセミナーに参加してきました。
セミナー終了後、帰宅途中でみた東京タワーです。とてもキレイでした。
歯内療法は外科的歯内療法のことを教わってきました。外科的歯内療法とは、歯茎をめくって歯根の先の治療をすることです。この治療で結果が思わしくない時は、抜歯になります。専門医の先生ならではのお話でした。やらないこと、やることを見極めること、意思決定の大切さ、世界標準の考え方や術式の捉え方、有効と考えられていることの実際は・・・と論文を使っての講義でした。
講義してくださった先生のオフィスでは、半分くらいが外科的歯内療法とのことです。難治症例ばかりを紹介されるので、この術式を選択する割合が多いです。イニシャルと言って、まだ手を付けていない根管の治療は5%程度とほとんどなかったことからも、専門医ではない歯科医院と大きく違うと感じます。
次に咬合(かみ合わせ)のセミナーです。過去から現在までの咬合論の歴史から始まりました。かみ合わせは、個体差(個人差)が大きいこと、たった一つの正しい咬合は現在も存在しないこと、IT化が歯科界でも進行していて、ある程度の視える化がすすんでいること等を教わりました。
来年は、もっと深く勉強するために1年間のコースに出席することにしました。
今から楽しみです。今まで出来なかったことが出来るようになって、もっと来院者の方々の役に立てれば嬉しいです。今後とも宜しくお願いいたします。