さくら歯科の吉村です。
当院は8月9日(日)から13日(木)までが休診日となります。
14日金曜日から通常通りの診療をいたします。
ご迷惑をおかけいたしますが、何卒、よろしくお願いいたします。
東京都杉並区下井草2-40-13 海野ビル2F
西武新宿線「下井草駅」南口出口前 徒歩1分
さくら歯科の吉村です。
当院は8月9日(日)から13日(木)までが休診日となります。
14日金曜日から通常通りの診療をいたします。
ご迷惑をおかけいたしますが、何卒、よろしくお願いいたします。
当院では、新型コロナウイルス対策として「キノシールド」という光触媒での対策を実施致しました。
患者様・スタッフに安心してご来院・働ける環境で治療に当たっております。
日付: 2020年7月14日 カテゴリ:お知らせ
実はアスリートの方って虫歯になりやすいんです。
不思議に思いますよね。
実は運動中は口で呼吸をするのでお口の中がカラカラに乾きます。
唾液は本来虫歯になりかかった歯を修復してくれる再石灰化作用があり、唾液が乾いてしまうとこの作用が働きにくくなるため虫歯のリスクが高くなってしまうんです。
この歯を溶かしてしまうというのは、スポーツドリンクは水分、ミネラル、エネルギーを素早く補給できるアスリートにとって必要不可欠になってます。
ただし、歯科の立場から言わせていただくと、歯の健康にとってはリスクが高いです。
なぜか?それはエネルギーのために必要な糖分が入っているからです。お口の中の虫歯菌にエサをやることになり虫歯のリスクが上がってしまいます。
これだけでなくスポーツドリンクに含まれる酸。歯が酸に触れると化学反応を起こして溶けます。スポーツドリンクを練習中に繰り返し飲むことによって、歯は酸に頻繁に触れ、なおかつ口の中が乾いて唾液で洗い流されないために、お口に酸が長くとどまり、歯を溶かしてしまうのです。
なので部活やランニング、ジムでのトレーニングなどの普段の練習には、スポーツドリンクの他にお水やお茶を取り入れる事をおすすめします。
特に小中学生の場合、生えたての永久歯はまだ軟らかく酸に弱いので、指導者や保護者の方にぜひ留意いただきたいです。
スポーツドリンクを飲むときは水を用意しておき、飲んだあとに水を少量含んで、お口の中に行きわたらせるように飲むとよいでしょう。
酸の影響を減らせるうえ、糖でお口がねばつかないので気持ちよく練習が出来ると思います。
その他にもアスリートは歯ぐきが腫れやすいこれは体力ギリギリまでトレーニングを積むと体はトレーニングで傷んだ組織の修復で手いっぱい。そのため免疫力が低下しやすく、細菌への抵抗力が弱まる可能性が指摘されています。つまり、歯周病菌から攻撃されると歯ぐきが腫れやすい面があるからです。
このようにリスクが高く予防が重要になってきます。疲れ果てて帰り、ご飯を終えると歯磨きせずに寝てしまう、ついつい甘いものに手がいっていませんか?普段の生活を振り返り、歯磨きをしっかりする、フッ素が入った歯磨き粉を使う、歯磨き後のうがいはおちょこ半分の水で1回だけ、フッ素が口に残るように、半年に一度は歯科に通う、少しずつでもいいので始めて歯を大切にしてスポーツを楽しんで下さい!
もうすぐ夏がやってきますね。夏と言えば気を付けたいのが熱中症。
熱中症予防にこまめな水分摂取が求められるので、スポーツドリンクを飲まれる方が多いでしょう。
しかしそのスポーツドリンク、果たして歯の健康に対してはいいものなのでしょうか?
そこで、今月はスポーツドリンクに焦点を当ててみました。
ほかのジュースのように甘いわけでもなく、味も爽やかなのになぜ?と思う方が多いでしょうが、順を追って説明していきたいと思います。
砂糖がむし歯菌の栄養になることは皆さんご存じでしょう。スポーツドリンクのラベルに書かれている「栄養成分表示」を見てみると、皆さんが良く目にする「炭水化物」の量が書かれています。その炭水化物の量が糖質の量に相当するのです。
スポーツドリンクの代表的なものとして、ポカリスエットを例に出すと炭水化物の量は6.2g(大塚製薬HPに記載)。栄養成分表示は1000mlの場合なので、ペットボトル一本、つまり5000mlだと約30gとなります。
それに、砂糖の他に「果糖ぶどう糖液糖」が入っているので、「砂糖と果糖ぶどう糖液糖を合わせた糖質の量が30g」ということになります。果糖ぶどう糖液糖もむし歯菌の栄養になるのです。30gは、角砂糖で例えると8~10個分になります。(1個3~4g)
甘さのせいで感じにくいのですが、実はかなり酸性度が強いのです。
むし歯菌の出す酸が歯を溶かすのと一緒で、歯は飲食物の酸でも溶けるのです。口の中は普段pH7程度(中性)に保たれていますが、飲食をすることでpH値が下がるのです。pH値が5・5~5・7(むし歯を想定した場合)以下のpH値の飲み物は歯を溶かす可能性があります。スポーツドリンクのpH値は4近辺です。
※dentwave.com:
https://www.dentwave.com/article/
imai122/より
スポーツドリンクは水分補給のためにこまめに飲む方が多いです。そうすると、絶えず口の中のpH値は下がり、歯が溶けやすい環境が長く続いてしまいます。なのでチビチビ飲みは避けて、飲んだ後には口を良くすすいでほしいです。
スポーツドリンクは味がよく、ポジティブなイメージがある飲み物です。しかし説明したように、歯や体の健康には必ずしも理想的とはいえません。時と場合を考え、賢くお付き合いいただければと思います。
日付: 2020年6月10日 カテゴリ:さくら歯科通信
舌に起きる原因不明のヒリヒリやピリピリ感、それを舌痛症といいます。舌が痛む原因には、傷・口内炎・カンジダ・ドライマウス等様々あります。それらの可能性をすべて調べても特定の病気が見つからない場合に「舌痛症」と診断されます。
・中高年の女性に多い
・朝よりも夕方から夜にかけて痛みが強くなる傾向
・就寝中に痛みはない
・食事中に悪化しない
・時間帯、日によって痛みの場所や程度が変動
・鎮痛剤が効かない
舌痛症の原因は現在の研究では不明といか言えません。しかしながら、心理検査を受けていただくと「心配性」「病気に対する不安が強い」「過去に強いストレスを受けた」「不安やうつ症状がある」という方が多いのも特徴です。
口の中の感覚は髪の毛1本でも感じ取れるほど繊細で、全身の中でも特に刺激に敏感な器官です。そのため、心配事が増えると胃が痛むと同じように、心の痛みや疲れを口や舌が感じ取ることは不思議ではないように思えます。
痛みを客観的にとらえることがご自身の辛さを客観視することにつながり、痛みの不安から距離を置くきっかけになります。それが改善へ向かう第一歩になります。
食いしばると舌が緊張し、歯に押し付けられることによって痛みが増しやすくなります。集中しているとき等歯と歯を離すようにこころがけましょう。
舌痛症の患者さんには痛みを抑える脳内ホルモンの働きの低下がみられることが多いです。これらの改善を促すのが抗うつ薬・抗てんかん薬です。しかし、こうした薬の舌痛症への使用は適応外なるため、慢性痛を専門にしている病院へ相談が必要です。漢方薬が有効だという報告もあります。
お薬の服用は舌痛症の痛みの抑制に効果的ですが、お薬をやめても痛みの再発が起こらないことも重要です。そこで、刺激物を避ける食生活、睡眠時間の確保、痛みの変化の観察等医療面接で受けた生活指導を生かし、痛みの和らぐ時間を少しづつ増やしていきましょう。
出典:nio2020年3月号