さくら歯科の吉村です。
4/7(水)は1日院内研修のため、休診日となります。
4/8(木)から通常通りの診療をいたします。
ご迷惑をおかけいたしますが、
何卒、よろしくお願いいたします。
東京都杉並区下井草2-40-13 海野ビル2F
西武新宿線「下井草駅」南口出口前 徒歩1分
さくら歯科の吉村です。
4/7(水)は1日院内研修のため、休診日となります。
4/8(木)から通常通りの診療をいたします。
ご迷惑をおかけいたしますが、
何卒、よろしくお願いいたします。
甘いものを食べるとむし歯になるイメージが強いと思います。
ただ、甘いものを我慢するって辛くないですか?実は、甘いものは「食べる量」より「食べ方」が大事なんです。
お砂糖は、確かにむし歯の重大な原因です。
これをエネルギーにして虫歯菌が出す酸で歯が溶け、むし歯が出来ます。
甘いものを食べたときに限らず、食後のお口は酸性になるので、虫歯ができやすいです。
でも、唾液には酸を中和してくれる働きがあり、そのおかげで通常は、食後30分から1時間もするとお口の中はむし歯のできにくい「中性」に戻ります。
ただ食べるだけでなく、ダラダラ食べが、虫歯菌にエサを与え続けてお口が長く酸性になるので、とってもリスキーなんです。
つまり、時間を決めて食べ唾液で中和される時間を作れば大丈夫。
3度の食事、午前・午後1回ずつのおやつまでなら虫歯のリスクが増えないです。
逆に言えば、お砂糖を制限してもちょっと食べては遊び、また食べると虫歯が出来やすいです。飴やフリスクもお砂糖が入っており、虫歯のリスクが高いので、要注意です!
最近では、リモートワークの人が増え、お家時間も長くなってるので注意が必要です。
甘いものでなく、お砂糖の入った飲み物を飲みながら仕事をしていると知らず知らずのうちに虫歯が増えます。野菜ジュースやスポーツドリンクなどヘルシーなイメージのものにも意外とお砂糖は入ってますので注意してくださいね。
時間を決めて上手に食べれば虫歯になりにくいので、ルールを守って、ぜひ甘いものを楽しんでくださいね!
出展:nico2021年2月号
そんなふうに思っていませんか?
CAMBRA®(キャンブラ)とは、アメリカの歯科大学の65校中40校で採用されている信頼ある「リスク評価とむし歯管理法」です。(日本でも昭和大学歯科病院の歯科矯正科が採用しています。)
リスク分類 | むし歯になる可能性 |
---|---|
ローリスク | 1年以内に新たなむし歯が発生する確率は23.6% |
ミドルリスク | 1年以内に新たなむし歯が発生する確率は38.6% |
ハイリスク | 1年以内に新たなむし歯が発生する確率は69.3% |
エクストリームリスク | 1年以内に新たなむし歯が発生する確率は88.0% |
3年以内にむし歯治療をしたことがある方、またむし歯が現在ある方は、それだけでハイリスクに分類されます。つまり、1年以内にむし歯になる確率が約70%~90%になります。
CAMBRAは、Caries Management by Risk Assessment (リスク評価に基づく虫歯の管理)といわれるもので、科学的根拠を元に行います。
お口の環境は人それぞれ異なります。むし歯になる原因も人それぞれ異なります。
むし歯になる原因は、むし歯菌の数、食習慣と生活習慣、唾液の質など複数あり、人それぞれ原因は異なります。その原因を調べてリスク評価をします。
虫歯のリスクが高い人では虫歯の治療をしても1年後にまた虫歯ができる可能性が高いといえます。
一人ひとりのお口の虫歯に対するリスクを知り、その人に合ったやるべき予防方法を導きます。
診療費用:¥16,500(1回目の検査料金・次回の検査結果説明料金を含みます)
今現在の生活習慣やご使用の口腔ケア用品の確認、またCAMBRAについてお話します。
診療費用:無料
(検査結果をもとに処方する商品代のみ、商品によりますが¥190~¥6,280程度かかります)
検査結果をもとに、今現在のお口の中の環境をご説明します。その方、一人ひとりに合った予防プランを提案致します。
診療費用:¥11,000
1か月間の実践後、再度口腔内検査を行います。その後お口のリスク合わせた期間の定期的な検査・管理をしていきます。
虫歯はコントロールできる病気です。
虫歯になるのは当たり前、高齢になったら歯がなくなるのは当たり前、これは大きな間違いです。歯を失ってから後悔するより先に今できることを当たり前のように始めませんか?
「今、何ができるか」「何をすべきか」を知るために、リスク評価に基づくむし歯の管理 CAMBRA:Caries Management by Risk Assesmentを当院ではお勧めします。むし歯になりにくい環境、健康な歯を手に入れて笑顔と健康に自信を取り戻して欲しいと願っています。
日付: 2021年2月19日 カテゴリ:さくら歯科通信
奥歯を失い、「いつか治療を・・・」と思いながら治療を先延ばしにされている患者さんをお見受けすることがあります。奥歯を失うと、咀嚼機能が低下します。咀嚼機能が低下すると食べにくくなるものの代表が「肉と野菜」です。噛めない状態は、強いストレスを生み出すため、柔らかくて食べやすいものに自然と手が伸びやすくなります。
例えば、カレーライスやラーメンうどんといった食事です。
「噛めない」というストレスを感じずに済む食事は、カロリーオーバーを引き起こしやすい一方で、たんぱく質や食物繊維等が乏しく、深刻な栄養不足をまねきやすくなります。
その上、肥満につながりやすく、健康増進には逆効果です。
しかし、現実的に噛めないものが多くては栄養改善ができません。病気の発症リスクを減らすためにも歯科治療で噛めるお口を取り戻すことが必要です。
咀嚼機能が落ちると筋肉・体力はどう変わるのでしょうか?筋肉の主成分はたんぱく質です。
たんぱく質の摂取が不足すると「サルコペニア」になりやすく、噛めないお口はサルコペニアの重大なリスクになります。
サルコペニアとは、加齢によって生じる筋肉量・筋力の低下のことです。
高齢者の体力や運動機能を急激に低下させ、転倒や寝たきりの原因として問題視されています。
奥歯を失うと肉や野菜が苦手になる方が多いことはお話ししましたが、肉や野菜が不足すると筋肉を維持するのにとても不利になります。足が細くなった、体重が減ったと思ったら、実は単に筋肉量が減っただけでサルコペニアに陥っていたというケースもめずらしくありません。
*1つも出来なければサルコペニアの可能性があります。
はじめに親指と人差し指で指わっかを作り、ふくらはぎの一番太いところに当てます。
危険度:高 | 危険度:中 | 危険度:低 |
---|---|---|
指わっかが余って隙間ができる | 指わっかとちょうどぴったり | ふくらはぎが太くて指わっかがとじない |
危険度:高 | 指わっかが余って隙間ができる |
---|---|
危険度:中 | 指わっかとちょうどぴったり |
危険度:低 | ふくらはぎが太くて指わっかがとじない |
しっかりと栄養の取れるお口に戻すにはどのような治療法があるのか、どのような治療法がご自分に合っているのかぜひ私たちにご相談ください。
出展:nico2019年10月号
あごの下の内側の舌の付け根に指をあててやさしく押します。ねばねばの唾液がでます。
あごの内側のやわらかい部分に指をあててやさしく押します。サラサラとねばねばの唾液がでます。
耳たぶの少し前、上の前歯があるあたりをやさしくマッサージ。サラサラの唾液が出ます。
早めに気づきちょっとした工夫を毎日の生活にプラスすると、楽になる場合が多いです。
当院では、唾液検査を行っています。気になる方はスタッフにお尋ねください。
出典元:nico2019年2月号
日付: 2021年1月12日 カテゴリ:さくら歯科通信